日中対照言語学会 2008年度総会(2008年12月23日開催) 議案と審議結果
0)議長選出
理事長佐藤より三井啓吉理事(創価大学)を議長に選出することを提案 →承認
1) 会計報告
①2007年度決算報告:前会計担当の橋本幸子氏が報告 →承認
②2008年度予算案の審議:現会計担当の安本真弓氏が提案
→収入と支出の金額が異なることに疑問が出る →予備費を積み増して収支を一致さ せることに。
→3年ごとに発行する研究叢書を別予算とすべきとの意見→本会の存在をアピールする重要なはたらきがあり、会の予算で発行する意義があると説明 →承認
→3年ごとに発行する研究叢書の予算は、発行年度にまとめて計上すればよいのでは、との意見 →発行年度だけ支出が突出する形より、毎年3分の1ずつ積み立てて、 資金が揃ったところで発行する形の方が合理的であると説明 →承認
2) 大会開催地について
理事長より、2009年度から夏期大会(6月、総会を含む)を関東地区で、冬期大会(12月)を関西地区で開催することを提案
提案理由
①関西地区での会員拡大と研究発表の場を提供するため
②前年度の決算と当該年度の予算を年度の前半で決定する必要があるため
→異議なく承認
3) 関西地区の理事を増員する件について
理事長より関西地区の理事を現在の1名から4名(配布議題では3名)に増員することを提案
提案理由
毎年1回の大会を関西地区で開催することに伴い、会員の拡大、開催準備等の仕事が増えるため。副理事長の張黎氏に依頼したところ、3名の候補者が挙げられたため →承認
4) 月例研究会ならびに大会の開催通知と発表者募集の通知方法について
現行の郵送による方法のほか、ホーム・ページとEメールでも通知することを提案
→承認
5) 事務局内に事務局長のポストを新設し、初代として東洋大学の王学群常務理事を当てることを提案
提案理由
事務局の仕事が増加し、会内外の仕事を総括する人が必要になったため
→承認
6) 事務局内部用の会員名簿を整備する件について
全会員の氏名、所属、身分、住所、電話番号、Eメールアドレスを記載した内部用の名簿を整備したい。そのために会報送付時に調査票を同封したい旨提案
提案理由
現在の内部用会員名簿が不完全で、会報の送付、会費の徴収、大会・例会での発表受付け、学会誌への論文募集等に支障を来しているため →承認
7) 会費の改定について
現行の社会人会員年3,000円を4,000円に改訂することを提案。
(院生会員の2,000円は据え置き)
提案理由
①現在出版社の善意に頼って出版している学会誌『日中言語対照研究論集』および研究叢書(3年毎に刊行)の印刷製本費用の実費を支出できるようにしたい。
②会議の開催や作業の実施に伴う交通費もすべて自己負担となっている現状を改善して一部を支給できるようにするなど、事務局の正常な運営を可能にするために必要。
→値上げする代わりに会員の大会参加費(現行1回につき1,000円)と研究叢書を無料にできないかとの意見 →現時点での社会人会員は約80名で、改訂による増収は8万円であるのに対し、年間2回の大会参加費収入は約10万円で、無料にすれば逆に収入減となる。また研究叢書は、値上げした増収分の一部を3年間積み立ててようやく出版できることになったばかりであり、無料化はとても無理であることを説明 →原案を承認
8) その他
①高橋副理事長より、前回の理事会で常務理事として名前が挙がり、すでに本人の同意を得ている関西外国語大学の余維氏も当然新しく任命する理事に含まれるはずだとの指摘
②関東地区の続三義氏から、自分は今年から連絡を受けて理事会に複数回出席しているが、身分はどうなっているのかとの質問
→余維氏の理事任命については、理事会ですでに承認されており、理事長の佐藤が議案書を作製する際に失念したために生じた誤りであることを陳謝し、指摘通り余維氏を関西地区の理事に任命することを提案 →承認
→続三義氏については、今年度初めの理事会で関東地区の理事に任命することが承認され、すでに理事として活動を開始しているため、追加承認を求める形で提案すべきであったことを陳謝 →承認
以上 (2008.12.30 佐藤まとめ)