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学会主旨

 日本と中国とは一衣帯水の国ではあるが、日本語と中国語とでは語族の異なる言語である。語族が異なるゆえに、対照研究は非常に難しい。しかし、実際、私たちが中国語教育に携わっていると、中国語ができるのはもちろんのこと日本語もできなければならない、という思いにしばしば駆られる。中国語と日本語の特徴をよく捉え、学生に中国語を説明すると、中国語が理解されやすくなるからである。特に中文日訳する場合、ただ翻訳するだけでなく、なぜそうなるのかを解説しなければならない。その解説が上手くいかない場合もある。このような経験はおそらく誰にでもあるに違いない。もちろん両言語とも同じように完璧に話したり書いたりすることは不可能に近い。翻訳もまた然りである。しかし、分かりやすく中国語を教え、日本語を解説するために、研究者と教育者の責務として、両言語が少しでもできるようになる努力は怠るべきではないであろう。日中対照言語学会は両言語によく通じる必要があるという切なる願いから誕生した学会である。


 日中対照言語学会は日本学術会議協力学術研究団体です。(2018.1.25~)


Last-modified: 2018-02-01 (木) 10:05:16