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日中対照言語学会2018年9月例会のお知らせ

日時
2018年9月15日(土)17:00~19:00
場所
大東文化会館4階402
発表者
蘇秋韵(大東文化大学大学院中国言語文化研究科博士課程後期)
テーマ
『火花』における空間移動を表す“过”の日中対照研究

file要旨

 

日中対照言語学会2018年6月例会のお知らせ

日時
2018年6月16日(土)17:00~19:00
場所
東洋大学経営学部会議室(2号館12階資料室1) file周辺地図・アクセス情報
発表者
張愚(九州大学)
テーマ
日本史における漢語の品詞性をめぐる諸問題 ―山田孝雄の漢語品詞論を視野に入れて―

要旨

 本発表では、日本語史における漢語の品詞性について再検討を試みる。現在、漢語は、体言(殊に名詞)として日本語に受容されたとの見方が一般的である。この「体言受容説」は山田孝雄に発するが、その継承の過程において論拠の一部が看過され、漢語に関する文法現象の理解が不十分なまま今日に至っている。本発表では、山田説の背後にある理論的基盤(文法理論)を分析し、従来の説を見直すとともに、漢語が原語(中国語)の品詞性を一定程度保持しつつ日本語に伝来したという説を提示し、その受容と変容の姿を連続的に捉えるには、語の文法的特徴(形態・統語)と意味の面から総合的に吟味する必要があると主張する。

 

日中対照言語学会2018年4月例会のお知らせ

日時
2018年4月21日(土)17:00~19:00
場所
東洋大学経済学部会議室(2号館9階)
発表者
続三義(東洋大学)
テーマ
「天声人語」(2014.2.26)の中国語訳について
交通
都営地下鉄三田線「白山」駅
•A3出口から「正門・南門」徒歩5分
•A1出口から「西門」徒歩5分
都営地下鉄三田線「千石」駅
•A1出口から「正門・西門」徒歩7分
東京メトロ南北線「本駒込」駅
•1番出口から「正門・南門」徒歩5分
東京メトロ千代田線「千駄木」駅
•1番出口から「正門・南門」徒歩15分
JR山手線「巣鴨」駅
•南口から「正門・西門」徒歩20分
•都営バス10分(「浅草寿町」行「東洋大学前」下車)

file要旨

 

日中対照言語学会2018年3月例会(記念講演会)のお知らせ

日中対照言語学会員各位

日中対照言語学会事務局

 日中対照言語学会の月例会(3月)を下記の通り開催いたします。どなたでも自由にご参加いただけますので、お誘いあわせのうえ多数ご来場くださいますようお願い申し上げます。


 先にご案内の通り、本学会は日本学術会議協力学術研究団体として指定を受けました。学会にとっては非常に喜ばしいことであります。学会のこれまでの活動を回顧し、これからの研究活動の展開と拡大などについて語るべく、学会の理事長経験者・現顧問の三名の先生方をお招きして、3月の月例会の日に、記念活動として、記念講演会を開催します。

期日
3月17日(土)
時間
17:00~19:00
場所
大東文化会館K-301
講演者
横川伸(学会顧問)、佐藤富士雄(学会顧問)、高橋弥守彦(学会顧問)
テーマ
日中対照言語学会の歩みとこれからの展望

 なお、ご講演終了後、参会者全員でのディスカッションを予定しています。皆様の積極的な参与をお願いします。

 

日中対照言語学会2018年2月例会のお知らせ

日時
2018年2月17日(土)17:00~19:00
場所
大東文化会館 K-404(東武東上線東武練馬駅徒歩3分)
発表者
蘇 秋韵(大東文化大学大学院生)
テーマ
非物理的空間における“V过来”“V过去”について

要旨

 谢白羽・齐沪扬(2000)によれば、複合方向補語“过来”と“过去”は「客観世界」と「主観世界」二つの面に分けられ、それぞれの役割を持っていると指摘している。ここが言った「主観世界」に関する研究は、非物理的空間に用いられる“V过来”と“V过去”の“V(動詞)”を中心に行われている。刘月华(1998)を調べて、その“过来”と“过去”の前に用いられている“V(動詞)”の範囲が限られ、自由に入れ替えることができない。例えば、“过来”の前に用いる動詞は“活、醒、恢复、暖和、抢救……”などであり、“过去”の前に用いる“V(動詞)”は“死、晕、昏、昏沉、昏迷、睡……”などである。本稿は《人到中年》などの日中対訳の言語資料を用い、その中の語例を分析し、更に“过来”と“过去”の日中対照を行い、その非対称性を明らかにする。

 

日中対照言語学会2017年11月例会のお知らせ

日時
2017年11月18日(土)17:00~19:00
場所
大東文化会館 K-302(東武東上線東武練馬駅徒歩3分)
ヒト
竹島毅、王学群、劉勲寧、続三義
テーマ
“了”の教育と研究に関して

要旨

 今回の月例会では、皆さまが関心を持っている中国語の“了”に関して、多くの会員による話し合いを期待すべく、パネルディスカッションという形で行う企画をした。発表者4人による問題提起をしてから、参会者の皆さんと討論という形で進めたいと期待している。

 竹島は中国語教育における“了”の難しさ及びその対策を提起し、王学群は“了”の意味について解説し、劉勲寧は教育における“了1”と“了2”のあるべき順序を語り、そして、続三義は日本人学習者の問題点から“了”の運用について語る。

 皆様の積極的な参加を期待している。

 

日中対照言語学会2017年10月例会のお知らせ

日時
2017年10月21日(土)17:00~19:00
場所
大東文化会館 K-404(東武東上線東武練馬駅徒歩3分)
ヒト
小路口ゆみ(大東文化大学院)
テーマ
“把”構文の文構造の分類について

file要旨

 

日中対照言語学会2017年9月例会のお知らせ

日時
2017年9月16日(土)17:00~19:00
場所
大東文化会館 K-401(東武東上線東武練馬駅徒歩3分)
ヒト
白 楊(名古屋大学大学院文学研究科博士課程後期課程三年)
テーマ
「個人」という語の成立について

要旨

 日本では、近代化の過程において、西洋の新たな概念や事物を翻訳する時、新たな語彙(新漢語)が創出されたのである。中国では1903年以降、留日学生の帰国により、日本書の翻訳がブームとなり、多くの「新漢語」が中国語に持ち込まれ、現代でも「新漢語」は中国語にとって重要な位置を占めており、一部には日中同形語になっているものもある。

 近代化・近代社会の成立の基本として、近代における人々の「自己意識」が芽生え、「個人」という概念が生じてきました。幕末・明治期において、西洋のindividualを導入するために「個人」という翻訳語が当て嵌められたのである。「個人」は近代化の中で最も重要な言葉の一つとして、論じられている先行研究が多く見られる。先行研究によれば、「個人」は「一個人」から「一」が落ちて「個人」となったことは明らかになっている。本発表では、これらの先行研究を踏まえ、辞書類、及び日常の言葉をより忠実に反映し、より規範性を持っている新聞資料を調査資料とし、「一個人」から「個人」になった経過、及び原因について考察する。そして、「個人」が中国へ持ち込まれた時期及び中国語での定着過程についても明かにしたい。

 

(→過去実施分の報告もご覧いただけます)

 

Last-modified: 2018-09-03 (月) 09:41:14