日中対照言語学会2月例会のご案内

 日中対照言語学会2月例会を下記の通り開催いたします。どなたでも自由にご参加いただけますので、お誘いあわせのうえ多数ご来場くださいますようお願い申し上げます。

ひと
高橋弥守彦(大東文化大学)
題名
能願動詞“要”の語順と意味について
要旨
 言葉の世界は現実の世界を反映する。一つの現実は、一般に主体と出来事とに分かれ、言葉の世界の静態単位である単語と連語とで言語化する。心的態度を表す中国語のモダリテイは、一般には能願動詞と語気助詞とに分かれる。本発表では、このうちの能願動詞“要”の語順と意味について検討する。
日時
2014年2月15日(土)18:00~20:00
場所
大東文化会館k-403
交通
東武東上線東武練馬駅下車5分
 

日中対照言語学会1月例会のご案内

 日中対照言語学会1月例会を下記の通り開催いたします。どなたでも自由にご参加いただけますので、お誘いあわせのうえ多数ご来場くださいますようお願い申し上げます。

発表者
陳雨薇(上海外国語大学)
日時
1月11日(土)18:00~20:00
場所
大東文化会館k-402
交通
東武東上線東武練馬駅下車5分
テーマ
コーパスに基づく日本語における使役文の他動性に関する一考察
要旨
 日本語の自他性がヴォイスとは構文的にも意味的にも密接に関わっている。本研究はコーパスによるデータ分析に基づき、各使役文の構文要素や意味上の連続性の角度から使役文と他動性との関係について考察し、各使役文の帯びる他動性の度合いを論じてみる。日本語における使役文を「直接使役文」「間接使役文1」(被使役者の意志を無視する場合)「間接使役文2」(被使役者の意志を尊重する場合)「許可使役文」「放任使役文」「原因使役文」という6種類に分類し、分析を行った結果、他動性を伴う使役文は「直接使役文」「間接使役文1」「間接使役文2」にあたることが分かる。さらに、考察により、各使役文の他動性の度合いに連続性が見え、一番強く他動性を伴う「直接使役文」は使役文全体の大半を占めていることが明らかになる。そのため、使役文はよく無対自動詞に対応する他動詞文の穴埋めになり、あるいは意味的に不完全な他動詞文を補う役割りを果たしていると考えられる。
 

2013年12月例会

発表者
神野智久
日時
12月21日(土)18:00~20:00
場所
大東文化会館k-402
テーマ
「もようがえ」と「とりつけ」「とりはずし」の隣接性
-連語論における構造と意味の再考-

要旨

 本稿における目的は、『現代日本語の連語論』における「もようがえのむすびつき」と「とりつけのむすびつき」、「とりはずしのむすびつき」の隣接性について提起し、これからの連語論の研究の方向性について、検討することである。具体的な問題は以下のようになる。

①「とりつけのむすびつき」と「もようがえのむすびつき」の隣接性:
「壁をペンキで塗る」のような、壁塗り構文に代表される構文交替を、もようがえのむすびつきと認定すべきか。

②「とりはずしのむすびつき」と「とりはずしのむすびつき」の隣接性:
「太郎はテーブルから足をはずした。」「次郎はパソコンからモニターをはずした」のような、1つの構造に2つの意味が内包している場合、どのように名づけを定義するか。

 

2013年10月例会報告

研究発表者
神野智久(大東文化大学大学院修士課程修了生)
発表のタイトル
“把NP+V+在+L”中的动词和“在” -并谈关于“把房子买在L”-
要旨
本文主要解决以下的两个问题:

第一:“把NP+V+在+L”中的“在”
  根据以往的研究,动词后“在”属于介词,然后介词“在“后的L做成补语。本文认为动词后的“在”的语法性质不能一概而论。比如说,“把书放在教室里”和“把书忘在教室里”和的“在”是略有不同的。因为前者的“在”可省略,而后者的不能。这原因来自于动词表示的意思决定“在”的语法性质。“忘”,即“遗忘”,可以称为“感知动词”。它是和属于动作动词的“放置”不一样的。“把书忘在教室里”的“书”,不管动作(事件)发生前还是发生后,都始终在L里。不过,“把书放在教室里”的“书”动作发生后,才移到L里。

第二:为什么可以说“把房子买在L”,而不能说“把饺子吃在北京”
  根据以上的观点,可以解释为什么可以说”把房子买在L“的问题。其实,“把书忘在教室里”和“把房子买在北京”的L都是NP始终存在的处所。要不然的话,这两句不能成立的。为什么不能说“把饺子吃在食堂”,是因为通过这句我们没有办法知道这个饺子是否在食堂,而且动作(事件)后,饺子就吃进肚子里去。已经没在食堂里。

 

Last-modified: 2014-02-26 (水) 11:42:21