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学会若手研究者優秀論文賞受賞論文(学会誌掲載論文)関連規定
学会若手研究者優秀論文賞受賞論文(学会誌掲載論文)関連規定 [PDF形式 153KB]
【速報】日中対照言語学会論文賞(『日中対照言語研究』第25号)について
『日中対照言語研究』2022年度編集委員会論文賞選考委員会によって、日中対照言語学会論文賞(『日中対照言語研究』第25号)の選考が行われました。厳正な審査の結果、受賞論文は、許臨揚氏(蘇州城市学院)による下記の論文に決定しました。
- 論文名
- 複合動詞「〜かかる」の多義性に関する認知的意味分析
―中国語との対照の観点から―
- 執筆者
- 許 臨揚(蘇州城市学院)
事務局よりお知らせ
当学会はかねてより日本学術会議への登録申請を行って参りましたが、さる2018年1月25日に、晴れて事務局より協力学術研究団体として指定された旨の通知をいただきました。皆様方の御理解・御協力のお陰でようやく願いが叶いました。厚く御礼申し上げます。
日中対照言語学会 公式ホームページのアドレス変更のお知らせ
2013年12月より、日中対照言語学会は公式ホームページを移転しました。今後は
が新しいアドレスとなります。お気に入り(ブックマーク)などの変更をお願い致します。
日中対照言語学会へようこそ 欢迎光临
日本と中国とは一衣帯水の国ではあるが、日本語と中国語とでは語族の異なる言語である。語族が異なるゆえに、対照研究は非常に難しい。しかし、実際、私たちが中国語教育に携わっていると、中国語ができるのはもちろんのこと日本語もできなければならない、という思いにしばしば駆られる。中国語と日本語の特徴をよく捉え、学生に中国語を説明すると、中国語が理解されやすくなるからである。特に中文日訳する場合、ただ翻訳するだけでなく、なぜそうなるのかを解説しなければならない。その解説が上手くいかない場合もある。このような経験はおそらく誰にでもあるに違いない。もちろん両言語とも同じように完璧に話したり書いたりすることは不可能に近い。翻訳もまた然りである。しかし、分かりやすく中国語を教え、日本語を解説するために、研究者と教育者の責務として、両言語が少しでもできるようになる努力は怠るべきではないであろう。日中対照言語学会は両言語によく通じる必要があるという切なる願いから誕生した学会である。
皆様のご入会を歓迎いたします。
日中対照言語学会会報